2024.09.04
あさひ
NPO法人チームふくしまの御縁で、石川県七尾市にあるコーヒーショップ「中央茶廊」の窪夫妻が郡山に
いらっしゃいました。当園にもお寄りになりました。その時の様子です。
コーヒー屋さんが園にいらっしゃると聞き、子どもたちがコーヒーポットを作りました。
お2人が震災当時のお話を聞かせてくださいました。歌とコーヒーポットをプレゼントするとお2人が涙ぐみ、
それを見て「なんで泣いてるの?」という子どももいました。悲しい時だけでなく、感動した時、嬉しい時にも
涙が出ると子どもたちに伝え、子どもたちにとっては、応援する気持ちで作ったものが誰かの力になることを
知る機会になりました。
もうひとつ、7月22日から5日間は、ボランティアの学生と過ごしました。
最終日にお別れ会をすると、寂しさから泣く子どももいました。
出会いと別れを通して、「嬉しい」「楽しい」「寂しい」などの気持ちをそれぞれが感じていたようです。
ここからは遊びの様子を紹介していきます。
サイコロを転がして、出た目の色と同じ色の円柱を箸でつまんで積み上げるゲームをしています。
つまもうとしても滑ってしまうことがあり、「あー!」、と時折声をあげながら遊んでいました。
5月にはじめた「箸のおしごと」の時に準備したゲームですが、食事だけでなくゲームをやってみたいと
おしごとに取り組む子どももいました。今では全員が正しい持ち方ができるようになりました。
先日、お集まりの時間に豆結びの方法を教えたところ、子どもたちがし始めました。
バンダナを結ぶのを手伝ってもらっているところです。
おとなに頼らなくてもできることが増えると、子ども同士の関わりが増えます。
お集まりの内容は大事だと実感しました。
「魚釣りしたいな」という子どもの言葉から、保育士が魚の絵を描いた段ボールを用意すると、色を染めたり、
積み木で川や海、池を作ったりしました。水族館へとイメージをふくらみ、魚の種類もどんどん増えて、
魚釣りが始まりました。ジンベイザメが一番の大物のため、あさひ組のお子さんとやまびこ組のお子さんが
協力して釣り上げているところです。遊びを通して異年齢の関わりが自然と生まれています。
運動会の会場に飾る万国旗塗りがスタートしました。毎年、やまびこ組、にじ組、あさひ組の子どもたちで、
約500枚を1ヵ月かけて塗っていきます。「全部の国を塗ったよ」や「ドミニカ国、塗りたい」と国名を覚えて
塗る子どももいます。旗を塗ることで、運動会だけでなく、さまざま国への興味につながっています。
7月の調理実習は、クラッシュゼリーを作りました。ゼリーの材料を教えてもらうと、「お家でもできる?」
という質問も出ました。栄養士に材料を教えてもらい、いろいろな味のゼリーをみんなで崩していきました。
自分の食べてみたい味を選び、フルーツをトッピングして完成です。
また、今回の調理実習では、他のクラスにおやつを配膳もしました。
自分たちがつくったものを「おいしいよ」「これは○○味だよ」「食べられる?」など、聞きながら器に入れて
渡しました。みんな、おいしそうに食べていました。