2024.12.03
本園しずく・そら②
2歳児の子どもたちは自分が見たこと、経験したことを玩具を介して再現し、身近な大人になりきってごっこ遊びをすることが増えています。
最近は保育園ごっこをすることが多く、「きのうあたまぶつけちゃったので、ようすみてください」といった受け入れの様子や、「いまみそしるわけてるから、こっちたべててね」といった給食での様子など、保育者役と保護者役にわかれて再現し、子ども役の人形のお世話をしています。
こちらのお子さんは、「しょこさん、おやすみ。ここでみてるね」と人形の身体にやさしく触れ、時々目線を送り寄り添いながら連絡帳を書いています。
エプロンと三角巾を身につけて「これからごはんつくるの」と言い、三角巾が前に倒れてくのを、顔にかからないように直していました。「何を作るの?」と聞くと「ハンバーガーとポテト」でした。
「○○ちゃん、ごはんできたよ」と他のお子さんに振る舞うと、食べてくれる様子を隣で見つめていました。
手袋や帽子、毛布といったごっこ遊びの道具も季節に合わせて秋・冬用に入れ替えをしました。
「これからおでかけいってくるの。さむいからてぶくろつけていくんだ」と準備をしているところです。
寒いから暖かくしていこう、と遊びの中でも季節を感じているようです。
スナップボタンがついている棒でハンドルを作ると、「ぼくうんてんしゅさん」と言って椅子が並べてある所の先頭に座っていました。その様子を見ていた他の子どもたちが次々と後ろに座り、ドライブが始まりました。
「どこいきますか?」と聞いたり、「あかしんごうです。とまります」と言ったりして車を走らせていました。
1歳児のお子さんは指先を使った遊びの試行錯誤を何度も繰り返すことが増えてきました。
こちらはステッキ遊びといって小さな円柱のパーツをボードの穴にはめています。
1つはめるたびに「くろ」「あか」「あお」と色の名前を言っていました。
壁面遊具にもスイッチやカラビナ、ファスナーなど指先を動かせるものを設置しています。
その中の南京錠に鍵を差し込めるようになったお子さん。何度も抜き差しをしていました。