2024.12.10
本園ふたば
今月は遊びの様子をお伝えします。
車の荷台の所に立方体の積み木を乗せようとしています。
横に3列で乗せたかったようですが、幅が2つ分しかなく、2つ乗せるとあと1つが乗せられない、だけど乗せたいから1つをはずして、また乗せて…、と何度も挑戦していました。
交互に乗せているうちに、上にも乗せられると気づき、最後は2つ積んだ上に重ねて乗せていました。
試行錯誤する中で、この幅にはこれが入るといった空間の理解をしていきます。
牛乳パックをコの字につなげたものにまたがって、地面を足で蹴り、車のようにしているお子さんを見て、もうひとりのお子さんが近づいてきました。
他のお子さんがしている遊びが刺激となって、真似をして遊ぶことも増えてきています。
同じ方向を指さして、声を出したかと思うと…
2人で拍手をして笑い合っていました。
言葉ではうまく伝わらなくても、仕草や表情で伝わります。
こちらは、お部屋に差し込む光を見つけたお子さん。手を広げ、影ができることに気づきました。
その様子を見て、他のお子さんも集まってきました。
動く影に触ってみたり、光の前で動いてみたり。
お子さんによって反応が様々で、発見する物も違います。
他者への関心が高まるこの時期、他のお子さんが何をしているかも気になるようです。
お部屋に差し込む光も、遊びのきっかけになります。
話は変わって、ミルク缶の中に入れた布を引っ張ったり、お家でティッシュを引っ張り出したりといった行動が増えてきたので、ウエットティッシュの空き容器に、フェルトの布を入れた物をお部屋に出しました。何度も繰り返し出し入れができるようになっています。
指先まで使って、何枚も布を引っ張り出した後は、保育者が箱に戻します。身近な物も子どもたちにとっては、遊びたい物の一つです。
このお子さんも、何度も何度も布を引っ張り出していました。
こちらのお子さんは、フェルトを使って、壁の掃除をしています。
おとながしていることを見ているからでしょう。足元に台を持ってきて、自分の身長では届かないところまで、真剣に拭いていました。