本園しずく・そら②

2025.03.05

本園しずく・そら②

保育室には、ままごとコーナーにエプロンと三角巾があり、それを身につけて料理をするお子さんが増えています。こちらのお子さんも、自分でエプロンと三角巾を着ると、ご飯を作っていました。

様々な形、色をしたフェルトを何枚も重ね、崩れないようにゆっくりと手を離したところです。

いっぱい集めた、たくさん重ねられた、と嬉しそうでした。

こちらのお子さんはスナップが着いている布の棒をつなげると、玩具のバスの窓(穴)に通し、たぐり寄せたり、牽引するように引っ張ったりしていました。

棚やテーブルに沿って曲がる、狭い隙間を通るなどして、長いドライブへと出発していました。

保育者が美容室で髪の毛を切ったことを話すと、それをきっかけに、美容室ごっこが始まりました。

こちらは、髪の毛を切る準備として、お客さんにエプロンをつけているところです。

1枚の布では首にエプロンがまわらないとわかると、もう1枚の布を持ってきて前後をクリップでつなげ、工夫をしていました。

エプロンをつけ終えると、次は散髪です。

散髪が終わり、最後に2人で鏡をのぞき込むと「いいね~」と言っていました。

他者と関わる経験を通し、感情やイメージを共有しようとする姿が少しずつ増えてくる時期でもあるので、時には保育者が仲立ちをしながら見守っています。

話は変わって、そら組(2歳児)のお子さんは、3歳以上児クラスへの進級に向けた活動も始めました。

食事の時の様子です。まずは、カゴから自分のおしぼりやコップの袋を取って席に着きます。

食事中や食後、口や手が汚れた時には、その都度自分でケースの蓋を開け、おしぼりで綺麗に拭いています。

初めは蓋の開け閉めが難しかったお子さんも、何度か練習し、できるようになってきました。

食べ終えたら、所定の場所に食器やスプーンを下膳し、食べ残したものをザルに入れます。

この流れは、以上児クラスでの食事の流れと同じになっています。

進級後も、最初は何をして、次はどうするのか、見通しを立てて主体的に取り組めるよう、一つひとつの行為がわかるまで丁寧に伝えているところです。

他にも、そら組だけでのおあつまりや、3月からの以上児クラスへ、進級プチ体験も予定しています。

子どもたちは、「いじょうじさんいくの?」と話し、以上児クラスに遊びに行くことを楽しみにしています。

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