2024.03.12
雪道での三輪車。椅子にまたぎ漕いではみたものの、いつものように進まず不思議そうな表情の1枚です。
その後は、立って漕いでみたり、足で地面を強く蹴ってみたりと、考えながら前進させようとしていました。
この時期は、食事や排泄といったお世話の中でも、着脱行為に協力的になってきます。
遊びの中でも、やってみたい!という気持ちを満たせるよう、帽子や靴下などが用意してあります。
帽子を被った後は「ばーばー(ばいばい)。」と手を振りながら保育室を歩いています。
このお子さんは、靴下を自分で履こうし、足がうまく入る時もあれば、そうでない時も…。
実はこの靴下、ゴムの部分にリングを入れ、足の入り口を大きくしているものです。
お子さんの挑戦する姿も大事な成長として考えています。
このような遊びでの経験が、子どもたちの生活行為の自立へとつながっていきます。
スヌーさん(白くまのぬいぐるみ)を抱っこしての歩行。
いつもの感覚とはまた違うので、転ばないようにバランスをとりながら1歩1歩ゆっくり足を踏み出していました。
足の指先に力が入っていることが写真からわかりますね。
ビーズと水が入っているペットボトルを左右に転がしてビーズの動きを見ています。
最近は、自分より少し高い棚を使い、物を乗せたり、転がしたりして遊ぶことが多いです。
目より上の高さで遊ぶことも、この時期はよく見られる姿ですので、遊びが保障できるよう環境を整えています。
写真の右側にいる子が「あー」と大きな声を出すと、興味を示し近寄っていました。
うつ伏せになって目線を合わせ、人の動きを真似たり、観察したりしています。
他者にも興味が出てきているので、並行して同じことをする姿がよく見られています。