2024.07.29
紐が付いている棒を積み木の穴に通そうとしています。
初めは低い位置から通そうとしていましたが、どうやったら通せるのか試行錯誤し、段々紐を高く上げるようになりました。
こうするといいよ、と大人が直接的に伝えるのではなく、遊びを通して子どもが気づけるように心の中で応援しながら見守っています。
布製のドーナツ型リングを1つずつ腕に通しています。
右腕に通すと、今度は左腕にも通していました。
全てのリングを通すと、「ばいばーい」と両手を振って歩いていました。お出かけの再現をしているのかな?
ボディブラシを持って、保育室の棚や床、壁などあらゆる場所をこすっています。
動きに合わせて「シュシュ、シュシュ」とリズミカルな言葉も発していました。
保育者が「きれいになったね」と声を掛けると、笑顔で大きく頷いていました。
洗濯ピンチに布を1枚ずつ干しているところです。
「できない」と話していたお子さんでしたが、諦めず繰り返していくうちに10枚近く干せるようになりました。干し終えた洗濯物を眺めて「いっぱいね~」と言っていました。
お皿に棒状のお手玉を盛り付け中です。
縦・横と交互に積んでおり、途中で倒れると、「あー…もういっかい!」と気持ちを切り替えて積み直していました。
透明なグラスの中にフィルムケースをフェルトで包んだ物を入れて「ジュースを作ったよ」と話すお子さん。
「おいしいねえ」と味わった後に、「そうだ!」とジョンさんを連れてきて飲ませていました。
グラスを傾けてジョンさんが飲みやすいように工夫していました。
そら組(2歳児)のお子さんはメモリーカード(神経衰弱)というボードゲームで遊ぶ時間を作っています
(写真は「テディメモリー」というものです)。
1人2枚ずるめくれること、同じカードが出た時にはもう1回できることなど、保育者と1対1でルールを知るところから始まりました。
ルールを理解すると、「○○ちゃんね」と自分に順番がまわってきたことを確認したり、「○○くん どうぞ」と次の人に声をかけたりするようになりました。
また、「アイスのカードどれかな~」と好きな絵柄を見つけようとすることもあります。
自分以外の存在を求めて関わることが増えてくる時期なので、このような遊びを通して関わりを持てるように、保育者が仲立ちとなりながら見守っているところです。