2024.11.14
本園しずく・そら②
保育室には、子どもが興味を持っているものや、好きなものを写真にまとめたものを置いています。
1人遊びから段々と視野が広がり、周りの動きを真似ることが増えてくる並行遊びが盛んな時期でもあるので、同じものを2つずつ準備しています。
それぞれの写真のページをめくり、「ライオンだ」と知っているものを見つけたり、2つを見比べることで「おなじだね」と話したりしていました。
保育者が、両面にフェルトが貼ってある積み木を積んでいると、「なにしてるの?やってみたい」とそばで積み木を積み始めました。
積み木の厚みが薄いため、高くなっていくとグラグラと不安定になっていきます。
「なんでくずれちゃうの」「もういっかいやる」と思い通りにいかない気持ちを切り替えながら何度も挑戦していました。
こちらのお子さんは、凹凸のついている積み木を積んでいます。
壁を利用し、積み木の向きを変えながら凹凸がピッタリとはまるように積んでいます。
2つ、3つ積むと一旦その場を離れ、しばらくすると戻ってきて積むことを何度か繰り返していました。
お部屋に置いている布類をフワフワとした暖かみのある素材に入れ替え、大きさも2倍近いものにしました。
布を広げる時に端がめくれると、その部分を直しながら何度も広げていました。
まっすぐ並べたい、向きを揃えたいという秩序がでてくる時期でもあるので、1人ひとりがどこを大事にしようとしているのかを見極めながら関わっています。
見本の写真を見ながら、格子状のブロックでヘリコプターを作っているところです。
色も同じにするなど細部まで再現しようとしていました。
「んーむずかしいな。〇〇ちゃん、どうしたらいい?」と近くにいたお子さんに聞きながら作っていました。
三角形の磁石を何個もつなげたものをキッチンコーナーに持ってくると、自分でおもちゃのまな板と包丁を準備し、1枚ずつ切ろうとしていました。
以前そら組(2歳児)のお子さんが同じようにしていたのを近くで見ていたので、そのことが遊びのきっかけとなったようです。
切れ目を入れる時には「んしょ、んしょ」と力を込めていました。