2024.12.19
にじ
11月のブログで保育園ごっこをしているところをお伝えしましたが、室内だけでなく戸外でも園での様子を再現していました。こちらの写真は、先生役のお子さんが子どもたちの前に立ち、かけっこの説明をしています。
右手にマイクを持つ仕草をすると、「〇〇君、〇〇さん」と呼名をし、スタートの合図をして、まるで運動会のようでした。
スタートで走り出すと慎重にコーナーを回っていました。途中抜かしたり、抜かされたりする中で、悔し涙を流すお子さんもいました。
最近は、異年齢の関わりの中で鬼ごっこをすることも多くなりました。こちらは、みんなで「鬼決め」をしているところです。円になりそれぞれが片足を出して、わらべうたをうたいながら指で足をカウントし、うたが止まった時に指をさされた人が鬼になります。
少人数の時は、じゃんけんをするなど鬼の決め方も子どもたち同士で話し合っています。
この日は、「いのちおに」という石を使った鬼ごっこをしていました。石を持ちながら走り、鬼にタッチされると石を置いて座ります。逃げている仲間に石を拾ってもらえると再び動くことができるというルールです。
鬼にタッチされ「たすけてー」と助けを呼んでいます。
置いた石を拾ってもらい、これで復活できます。
ルールが簡単で、石を見ると誰がつかまったかどうかがわかりやすいため、にじ組(4歳児)のお子さんだけでなく、やまびこ組(3歳児)やあさひ組(5歳児)のお子さんも参加して遊んでいます。
話は変わり、カプラという細長い積み木を積んでいるところです。
床に積み木を数本並べ、その四隅に積み木を立てて、立てた積み木に渡すように積み木を置き、その上に積み木を垂直方向に並べると四角の枠ができます。それをどんどん重ねています。
途中で遊びが中断してしまった時に、保育者がそばで続きを積むと、思い出したように、また子どもたちが集まってきました。
そのうちに、作った枠の中に、LaQという小さいブロックで作ったキャラクターや生き物を入れ始めました。LaQだけでなく、ロンディーという丸いパーツを組み合わせて様々な形を作る玩具などで、パトカーや白バイを作り、警察署を作ろうとするお子さんもいました。
子どもたちが枠を増やしたり、道路を広げたりしてどんどん大きくなっていきました。
「これ、マンションかな」「お城みたい」と話すと、子どもたちは、「LaQ城」と呼びながら、作ったものを持ってきては並べたり飾ったりしていました。