2024.12.26
本園しずく・そら②
季節に合わせて、お世話・ごっこ遊びのコーナーに、ジャンパーなどの上着類を用意しました。新しい上着を見て「これ、なあに?」「フワフワするね」「あったかい」と手に取って感じたことを話していました。
1歳児のお子さんが上着の袖を通そうとしていると、その様子に気づいた2歳児のお子さんが「やってあげる」と手伝っているところです。「こうするといいよ」と声をかけながら手伝っていて、いつも自分がしてもらっていることを再現していました。
このように手伝ってあげる、手伝ってもらうといったお子さん同士でのやりとりが生まれることも異年齢クラスで過ごす良さだと感じる瞬間です。
「ジョンさんとおでかけいくんだけど、そとさむいからあったかくしていくの」とお出かけの準備中です。
ベストの中に人形のジョンさんを入れて包むと、「これでさむくないよ」とたくさんの荷物を持って出発していました。
こちらのお子さんは、ロールケーキの形をした素材を並べて切っています。切る前に、匂いをクン、クンとかぐ仕草をすると、「ケーキおいしそう」と言っていました。包丁で切ったケーキを1つずつ皿にのせると「みんなのできたよ」と人形や他のお子さんに振舞っていました。
保育室にある大きなホワイトボードでは、立ったままマグネットを貼ることができます。こちらのお子さんは、三角や四角のマグネットを下から上に向かって貼っていました。
貼る場所がどんどん高くなっていくと、最後は踵を浮かせ、身長よりも高く手を伸ばして貼っていました。
【高いところに貼る】といった行為から、どうやったら手が届くのか、身体をどのように動かしたらいいのか、などいろいろ考えながら遊んでいます。
人形のショコさんの口にボディブラシを当てて、小刻みに動かしているお子さん。
よく耳を傾けてみると、「コシ、コシ。コシ、コシ。」と言いながら、歯磨きの再現をしているようでした。
ショコさんの歯磨きが終わると、「こっちも」と他の人形の歯磨きもリズミカルにしていました。
「ん~もしもし~?うん、うん。わかったよ。はーい」と携帯電話を耳に当てながら話をしています。
時々目線を上に向けて考えるような仕草もあり、とてもリアリティさが感じられ、どんな話をしているんだろう?と隣で聞き入ってしまいました。