2025.01.29
本園しずく・そら①
子どもの活動は毎日、どんどん育ち、広がっていきます。
たとえば、しずく組(1歳児)のお子さんが線路をつなげているところです。
以前は、線路同士をつなげることも難しく、何度もつなぎ方を試していましたが、最近では迷うことなく線路をつなぎます。
この日は、自分で電車を走らせたいコースを考え、組み立てていました。
線路で坂道ができると「しゅーっ!」と滑り落ちる音を表現しながら動かしていました。
一つの物を使って遊ぶだけでなく、別の物を組み合わせて遊ぶことも増えてきました。こちらのお子さんは、ブロックを長くつなげたものを道に見立て、ミルク缶を布でくるんだ物の上に立てかけて坂道にしています。
できた坂道に、電車を走らせているところです。
子どもがやりたいという遊びを、どうしたらできるか考え、必要な手助けができるようにしています。
今月から本棚とソファーを出しました。置いている本は、子どもたちが興味を持っている物や好きな物が出てくるものを中心に選んでいます。
自分の気になる絵本を手に取ると、ソファーの座りじっと見るお子さん。
出てくる動物の絵を見て名前を言っていました。
クジラのページが好きなようで、「これ何?」と保育者にたずね「クジラだよ」と答えると「クジラおっきいねー!」と笑顔で話していました。
こちらのお子さんは輪投げの的を立てかけたものにゴムをかけています。
赤、青、黄色など簡単な色がわかるようになり、持っているゴムと的の色を見比べ、同じ色の場所にかけていました。一つの棒にゴムをひっかけた後、そのゴムを伸ばして、隣の棒にまたがるようにひっかけることもあります。
「同じ物」「違う物」に気がつけるようにお部屋の中に置くものにも工夫をしています。
話は変わって、お人形のお世話をしている様子です。そら組(2歳児)のお子さん同士の会話もバリエーションが増えてきました。
「今ね、ももちゃん(サルの人形)熱出てるからここで洗濯畳むね」「じゃあ、〇〇はズボンやる!」などと話しています。
こちらのお子さんは、すみれちゃん(うさぎの人形)にアイスを作ってあげています。
「もう少しでできるから待っててね」「おかわりの時はおかわりって言うんだよ」と伝えながら作っていました。
いつも保育者が給食やおやつの時にしている声かけを再現していました。