2025.02.10
やまびこ
1月18日に子ども食堂でもちつきがありました。数日後、もちつきを遊びの中でやりたいとあさひ組(年長)の子たちが準備をし始めました。
完成した臼と杵でもちつきが始まると、やまびこ組(3歳児)の子どもたちも「ぼくやったことあるよ!」と興味を持ち、参加していました。あさひ組(5歳児)のお子さんが返し手になり、お餅に見立てた白いお手玉を返すと、やまびこ組(3歳児)のお子さんがたたき手としてお餅をつきます。間違えて手を叩かないように、「こうするんだよ。」つき方を教えたり、順番に並ぶようにと誘導したりと、異年齢で交流しながらのもちつきです。
あさひ組(5歳児)の返し手のやり方を見ていたやまびこ組(3歳児)のお子さんが「ぼくもやりたい」と返し手に挑戦しました。臼で隠れて見えませんが、器に水色のはなはじきを入れて水に見立てると、その水を手につけてからお餅を返す真似をしていました。
場面は変わり、戸外遊びの様子です。1人のお子さんが長方形の椅子を1周できるように並べていると、それを見て何かを思いついた様子の2人は手をつなぎ、わらべうたの「どんどんばし」を歌い始めました。2人の手で作られたトンネルをくぐりながら満面の笑み。このわらべうたは以前お集まりで歌っていたもので、同じく知っていることを共有しながら、他児とも関わり合っています。
雪が降り積もった日。やまびこ組のお子さんとにじ組(4歳児)のお子さん2人一緒にソリに乗り込もうとしましたが、斜面ということもあり、1人が乗るとソリが滑り始めてしまいました。とっさにソリを止めようとしましたが、滑る勢いに間に合わず、そのまま滑り降りてしまったので、「なんでだよ~」と二人で大笑いしていました。ハプニングとも言える出来事も、2人にとっては笑える出来事だったようです。
ソリに乗る所までは怖がる様子もなかったのですが、滑り降りる瞬間に「こわい」と言ってソリをギュッと握りしめるお子さん。いざ滑ると「たのしかった」と笑顔が見られていました。やってみる中で感じた様々な心情も、子どもたちにとっては大事な財産です。