分園 しずく・そら

2025.02.27

子どもたちの話し言葉も増え、一人遊びをしながらも、他のお子さんと関わろうとする姿も見られます。

クラスメイトや保育士の顔と名前が一致してきているので、「〇〇ちゃん遊ぼうよ!」「〇〇くんどうぞ」など

特定の人との関わり合いも増えています。

 

カップにおやつにも出るクッキーを3つずつ入れ、一人(写真右)のお子さんが、「いらっしゃいませ~」とお菓子屋を開きました。

買いにきた人から注文を聞き、「はいどうぞ」と渡すも、「これじゃないよ!」と断られることも…。

思い通りにいくこと、いかないことも、子どもたちの社会や遊びの中にもたくさんあります。

このような経験を繰り返しながら、人とのかかわり方(社会)を知っていきます。

 

遊具で作った犬に対して、話しかけながらご飯や寝かしつけなど、お世話をしています。

「これはニンジン」「ブロッコリーも!」と、自分が食べたことのあるものが食事として並びます。

お世話遊びの素材は、ドーナツなど見て分かりやすいものや、お手玉や花はじきなど見立てられるものを用意しています。

 

 

様々な形の積み木を、高く積んだり、横に並べたりして、構成しています。

その積み木のあらゆるところにお手玉人形を置き、おしゃべりをしながら動かします。

「ここ」「ねんね」など自分の頭にあることを人形を通して表現しています。

大雪の日。園庭に積もった山のような雪にスコップと熊手の二刀流で崩しています。雪の塊には熊手を、バケツに移すときにはスコップを、道具を使い分けながら遊んでいました。

園庭にはスコップだけでなく、いろいろな種類の道具を準備しているので、実際に操作しながら使い方を覚えていきます。

 

雪道の運転はいつも通りにはいかず、思うように進まないことに悔しい表情をしています。

立ちこぎをしてみたり、タイヤについている雪を払ってみたりと、進むためにはどうしたらいいか、あれこれ試していました。

この「なんで?」という感覚は、特に2歳を迎えた頃からよく見られます。

「なんで?」という問いに対して保育士は、具体的に説明したり、「どうしてだろうね」と一緒に考えたりしています。

 

 

 

生活での一人ひとりの自立度も上がり、自分からしようとすること、できることも増えています。

上の写真は2歳児(満3歳を迎えるお子さん)を対象に、決められたカゴに物を戻すことをしています。

自分でやれることが嬉しい様子のお子さんや、どこか分からなくなり困るお子さんもいますが、どのような様子も子どもたちの経験として学びにつながるよう、保育士が関わっています。

 

 

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