2025.03.05
本園ふたば
私たちの園では、子どもたちとのやりとりを大切にしています。こちらは、積み木を積んでいるお子さんとのやりとりをしているところです。
「あか」「あお?」と知っている色を声に出していたので、「赤い積み木だね」「長く並べたのね」「こっちはどんな色かな?」と話しています。
お子さんが発した言葉や仕草に対して、応えることができるように意識しています。
こちらは、おでかけの準備をしたお子さんに「いってらっしゃい」と声をかけると、お子さんがかけ寄ってきて保育者にタッチをしています。身近な大人と「同じ」でいようとする基本的な欲求から、毎日登園の時に、保護者さんとしているやりとりを遊びの中で再現しています。
同じようにおとなの真似をする遊びで、電話をしている様子です。フェルトの貼ってある積み木を耳にあてると「ぱぱ」と言っていました。スマホを耳に当てる姿を見ているからでしょう。同じような大きさ、同じような形のものから、知っているものを思い出して遊んでいます。
こちらのお子さんは、人形のえこさんをぎゅっと抱きしめています。そばで、保育者が同じように人形を抱きしめわらべうたをうたうと、うたに合わせて体を揺らしていました。おとなが人形もクラスの一員のように大切にしているので、子どもたちも真似をするように人形への触れ方が変わってきています。
こちらのおこさんは、壁についている遊具の中の写真を見ています。
指をさした時に保育者の方を見ていたので「バナナあったね」「黄色くて長いね」「食べたことあるね」などとやりとりをしています。写真だけでなく、絵本を見ている時も、知っているものを指でさして伝えることがあるので、その都度「○○あったね」「○○だね」と交互にやりとりをすることを大切にしています。