2025.03.12
あさひ
お集まりの中で「さんかくでいえをつくろう」という本を読みました。新聞紙を使って作った棒を三角に組み合わせ、様々なものを作るお話です。その後、お部屋に新聞紙を用意すると、お子さんが数名集まってきて、絵本の内容と同じように三角のパーツを作ろうとしていました。
「やってみたい」「どうやるの」と言いながら、絵本を見て作り方を確認したり、そばにいる保育者に聞いたりしていました。新聞を一枚ずつ広げ細く長く丸めているところです。
うまく細くならない時は、もう一度広げて巻き直していました。「長さが違うよ」「これ細いね」など他のお子さんが作った棒と比べ、見せ合っていました。
何本か棒ができあがり、三角のパーツにつなげると、絵本を参考に立体的に組み立てていました。てっぺんの棒は倒れやすくセロハンテープだと強さが足りません。「おさえてよ」と周りのお子さんにお願いしながら、毛糸でしばろうとしていました。「こっちもしばろう」と相談しながら作っていました。
1枚の新聞で作った棒は、想像よりもやわらかく、せっかく立体的なものができても、中に入って遊ぼうとすると崩れてしまって、困っていました。
新聞遊びをした翌日、ひもに鉄の棒が通してあり、ひも同士を結ぶと立体的なものが作れる玩具を用意し、三角に組み立てて置いておきました。昨日の遊びを思い出したお子さんが、同じように三角のパーツを作り、組み合わせ始めました。紐の部分をうまく結ぶことができないお子さんも、保育者に結び方を聞いたり、子ども同士で教わったりしながら作っていました。
三角のパーツだけでなく、四角のパーツも組み合わせて屋根を作ろうとしています。「そっちもってよ」「このままだとおっこちちゃうよ」と苦戦していると「ここにとおしたらいいんじゃない?」と気づいたお子さんがいました。斜めに棒を通すことで、バランスをとろうとしています。
つなぎ方を試す中でようやく立体的なお家が完成しました。するとそこからお家ごっこが始まります。「ここは赤ちゃんのおへやだよ」と部屋を区切ったり、「たきびしたいね」と言ってキャンプをイメージしたりしていました。
その後、お家に必要なものを、隣のお店屋さんから買ってこようということになりました。ハンバーガーのおまけはブロックで作ったおもちゃです。「ハッピーセットのおもちゃください」と言うと買ってきたものをお家に持ち帰っていました。
話は変わって、2月下旬に郡山市セーフコミュニティー課の方が来園し、交通安全教室をしました。映像を見ながら道路の渡り方や交通ルールを聞いています。「信号が赤の時はどうする?」と聞かれると「とまれー!」とみんなで声を出して答えていました。
交通ルールを聞いた後は、朝日が丘小学校までの道のりを実際に歩きました。セーフコミュニティー課の方に立ち会ってもらい、実際に横断歩道の渡り方を教えてもらっているところです。「車来てるよ!」「止まって」と車に気づいたお子さん同士で声をかけ合っていました。無事に保育園まで戻ってくると「ドキドキしたね」「小学校もうすぐだね」と話していました。