2025.03.17
本園ふたば
立方体の積み木を手に取って、並べるように置いて長い列を作っていました。隣のものとぴったり合うように置くとずれないようにそっと手をはなしていました。指先まで使い3本の指でつまむような持ち方もできるようになってきています。
こちらのお子さんは、同じ積み木を上に積み上げています。積んでいる途中で、積み木がくずれると泣いていたのですがと保育者が励ますと気持ちを切り替えてうなずき、もう一度積み始めました。
こうしたかったのにできない!くやしい!なんで?と今まで知らなかった自分の感情と向き合っている子どもたちに、「もうすこしだったね」「くやしかったね」「くずれちゃってざんねんだったね」など具体的に気持ちを受けとめて言葉にしてあげることで、子どもたちの気持ちを表す言葉を学ぶことができるようにしています。
こちらのお子さんは、色水の入ったペットボトルに布でできたシュシュを通しています。ゴムを引きのばし、広げるようにして通し方も工夫していました。その様子を見て隣にいたお子さんも真似をし、同じようにペットボトルにシュシュを通そうとしています。
お互いを見て、同じ遊びをしているものの、それぞれが別の遊びをしている並行遊びが見られるようになってくる時期でもあるので、保育室には、同じ玩具を2つ置き、お子さんがやってみたいと見つけた遊びができるようにしています。
保育者がわらべうたの「ちょちちょちあわわ」をうたい始めると、向かい合っていた2人のお子さんが口に手をあてて「あわわわ」としていました。こういった模倣をすることから、自分と同じことをしている他者の姿に喜び、他者の存在や、自分自身、さらに社会を理解し始めます。また、最近では、いつも一緒に過ごしているお子さんがわかるようになり、名前を呼ぶと指をさしたり、そばにかけよったりする姿も多くなりました。
話は変わって、身体を動かす遊びの様子です。
牛乳パックを土台にして作った3段の階段と斜面の板を保育室に置きました。階段を1段ずつ登ると、バランスをとりながら座り、斜面をすべり降りています。壁に手をついて体を支えながらお尻を動かすようにし、少しずつ進むようにしていました。
こちらのお子さんは、同じ斜面に車の玩具を置いていました。斜面に沿って車が進むことに気がつき、他の素材も持ってきて置いていました。様々な素材で試すことで、転がりやすい物とそうでない物を知り、物の性質を理解していきます。
こちらのお子さんは、穴があいたタッパーに細長いお手玉を入れています。穴が小さいので、お手玉をつまむようにして縦に入れないと入りません。穴の大きさも自分で選び入れていました。1つ中に入れられるたびに保育者を見ていたので、「いっぱい入ったね。」と声をかけると、また次のお手玉を入れていました。
こちらは、チェーンをパスタケースに入れています。もともと細長くバランスが悪い容器なので、小さい穴にチェーンを入れるのが難しいのですが、さらに台の上にのせていることで、全身のバランスをとりながら入れていました。
ふたば組では、1年間を通して、子どもが「これ!」と選んで遊べる環境を整え、発達に合わせて難易度も選べるようにしてきました。子どもたちが自分で発見し、その思いを視線や声で伝えることに、保育者も一緒に喜んだり考えたりすることができました。