2025.04.07
あさひ
3月、お集まりであさひ組の子どもたちと、卒園までにしたいことを話し合いました。「ドッチボール大会!」という意見が出たので、やまびこ組、にじ組にも声をかけ、3歳以上児クラス全員で混合4チームを作り、試合をしました。開会式では「優勝したいね」「頑張ろうね」とチームの子ども同士で声をかけ合っていました。
試合の前に円陣を組んでいる様子です。保育者が円陣の組み方を教え、かけ声をかけると「優勝するぞー」「絶対勝つぞー」と一緒に声を出していました。かけ声は、あさひ組が中心となって考えました。
おとなもチームの一員です。あさひ組の子どもたちは、やまびこ組の子どもにボールを投げる時は、優しく投げようとしていました。思いがけず、顔にぶつけてしまった時は「大丈夫?」と声をかけ、ぶつけられた子どもの手を引いて外野で休ませ、誰かがボールを取ると「すごいね!」と歓声をあげていました。
負けて泣いている子どもにはチームメイトが「悔しかったね」と声をかけてあげていました。
表彰式では、優勝したチームに優勝カップの贈呈をしました。渡す時はBGMをアカペラで子どもたちが歌い、大きな拍手です。
写真は、優勝したチームの記念写真です。
もう一つ、最後の調理実習では何を作りたいかも話し合いました。今まで作ったメニューの中でもう一度作りたいもの、プレゼントにもできそうなものと考え、クッキーづくりに決まりました。
作った時のことを思い出しながら、「薄くするんだよね」と確認しながらクッキーの生地を伸ばしています。この写真のお子さんたちは、クッキングシートがつるつるして滑るので、「おさえていて」「こっちのばすね」と声をかけあい、協力しながら伸ばしていました。
こちらのお子さんは、茶色の生地と黄色の生地を組み合わせて、女の子の顔のクッキーを作っています。
「○○さんにあげるから、顔にしよう」とプレゼントする相手をイメージしながら作るお子さんもいました。
こちらのお子さんは、「先生!保育園のマーク作りたい!」と言ってクッキーで園章を作っています。「ここが三角だ、色を変えよう」とデザインにもこだわって作っていました。
大小様々な形のクッキーができあがり、1年間、調理実習を一緒にしてきた栄養士と写真を撮りました。自分たちで、クッキーをラッピングし、プレゼントしたい相手に渡しました。おやつを食べに来たやまびこ組や、にじ組の子どもたちには「どれがいいですか?」と聞きながら、あさひ組の子どもたちがクッキーを取り分けました。渡すと「ありがとう」という言葉が返ってきます。そこから、「よかった!」「おいしい?」「こうやって作ったんだよ」と会話が広がっていました。